汽水域から海水まで生息するクロダイは見事な姿と強烈な引きでおすすめです。
色は黒ですが姿はマダイと一緒。
平たい魚体から繰り出す強烈な引きが魅力のクロダイ釣りは典型的な夏の釣りです。
クロダイは毎年春から堤防に近づき、真夏になると良く釣れるようになります。
クロダイ釣りは繊細な釣りです
クロダイは目が良い魚で、「釣り糸が太いと食わない」と言われています。
実際に昼間に釣ろうとすれば、にごった水以外では0.8号という渓流釣りのようなハリスを使って、豆粒のようなおもりを付けてエサを自然に落とす釣り方もあります。
アタリは道糸が沈む様子を見て止まったり急に動いたりしたところを合わせるので、慣れない人にはとても難しい釣りの1つです。
クロダイは夜釣りがおすすめです
そんな繊細なクロダイが釣りやすくなるのが夜間です。
光を嫌うクロダイが夜になると積極的にエサをとります。なにしろ、ハリスが太くても見えません。
エサには匂いの強い岩イソメなどのムシエサを使います。アタリも一気に「グーッ」と持ち込んでいくので初心者でも大丈夫です。
強烈な引きで上がってきた美しい魚体に魅せられてしまうにちがいありません。
蒸し暑い夏は夕涼みを兼ねて出かけるのが良いですが、足元に十分注意して楽しんでいただきたいと思います。
まとめ
「クロダイの夜釣り」は夏の夜にうってつけの、おすすめの釣りです。
クロダイは繊細で昼間は釣りにくい魚ですが、夜は警戒感が薄れて釣りやすくなります。
蒸し暑い夏の夜に夕涼みを兼ねて出かけるには絶好の釣りですので、足元に十分注意して楽しんでいただきたいと思います。